無事に統計検定2級に合格していました。
2016年11月27日に一般財団法人 統計質保証推進協会が主催する統計検定2級を受験して、合格しました。
試験の内容は
大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
とあるので受験者の年齢を統計で見ると大学生くらいが多いのですが、受験会場の教室ではそんなに大学生っぽい人はいなかったように思えます。
試験の時期
統計検定の筆記試験の受験時期は6月と11月にあります。統計検定2級までは毎年2回のチャンスがありますが、統計検定準1級と1級はそれぞれ6月と11月の年1回しかありません。
試験を作る方も準1級や1級の問題を作るのは大変なのではないでしょうか。
合否通知
試験日に「Webでの掲載を希望する」にマークをしておくと合否結果がWebで掲載されます。
合格証
試験に合格すると合格証が届きます。同じタイミングで試験結果も届きます。
CBT試験とは
統計検定3級と2級についてはCBT方式(Computer Based Testing)というコンピューターを使用した試験で受験することもできます。この方式で受験する場合はいつでも(試験会場が空いていれば)受けることができますし、試験結果もその場でわかります。
筆記試験の場合は数ヶ月後なので結果がすぐ知りたい場合はCBT試験で挑むのもよいと思います。
試験対策
私の行った試験対策ですが、前提として大学で心理統計を学んでいたので、基礎的なことや多変量解析についてはある程度分かっている状態でした。
過去問を解いていて感じたのは、(当たり前といえば当たり前ですが)その場にはエクセルなどの表計算ソフトやSPSS、Rといった統計処理ソフトもないので、簡単な平均や標準偏差などは手で計算する方法を覚えていないと問題が解けない(公式もある程度覚えておかなければいけない)ということです。
購入した書籍は公式のテキスト
と、公式の問題集を購入しました。
公式のテキストを読みながら、わからないところはネットでその都度調べるというアプローチです。
問題集は少なくても1度は解いておこうというスタンスでやりました。
1冊通して1週しかやることしかできず、3週くらいやらないと解答率は上がらないかなと思いました。
事前にA4で2枚分くらいの統計キーワードなどをまとめておきましたが、全てを理解しきるまでに時間がかかってしまい、中途半端な状態で当日を迎えてしまいました。
当日
電卓が持ち込み可能になっていて、もちろん問題を解くのに計算をするので電卓は必須です。なので電卓を持参する必要があるのですが、私は忘れてしまいました。
近くのコンビニ(Family Mart、LAWSON)で買おうとしたのですが、なんと√(ルート)の計算ができないのです。
こんな感じのやつです。
とはいえ電卓がないと話にならないので電卓を買わないという選択肢はありません。あいにく近くの本屋にも電卓が置いておらず、3箇所目のコンビニで渋々購入して試験に臨みました。
余裕を持って会場に着いたにもかかわらず、電卓を調達するのに駆け回ってしまい、試験直前の悪あがきもほとんどできませんでした。試験終了後は正直、今回はダメかもしれないと思っていました(結果、開き直って落ち着いて問題を解答していったのが功を奏していたのかもしれません)。
自己採点
自己採点では合格と不合格ラインの間だったので自分としてはおそらく不合格だろうという判断でコンピューターで行えるCBT試験の日程を検討していました。
Web合格発表
当日マークシートに名前などを記入する際にWeb合格発表の番号記載を希望するかどうかに回答できるので、yesと回答しておくと後日受験番号が掲載されます。諦めムードでWeb合格発表を見てみると、自分の番号が掲載されていました。ここ最近で1番嬉しかった出来事でした(笑)
合格証
ということで、本日、合格証がA4封筒で届きました。試験結果通知書と合格証がペアになって送られてきます。自宅のポストが小さいのか、折れ曲がってました。ちょっとショックです…まぁ、曲がってても合格していることには変わりないので我慢ですね。
今後
統計検定2級に合格したので、次は6月にある準1級にチャレンジしてみたいと思います。
準1級はマークシートではなく、筆記試験なので難易度も上がると思いますが、今から対策すればなんとかなるのではないでしょうか。
その前にウェブ解析士の試験に挑戦するつもりです。2月までには取りたいところですが…
さらにその前に4月にIPAの情報処理資格者試験ですね…
- 2月:ウェブ解析士
- 4月:情報処理技術者試験
- 6月:統計検定準1級
- 10月:情報処理技術者試験
- 11月:統計検定1級
と今年は試験が目白押しの状態です。
準1級の対策はやはり同じように公式のテキスト
と、公式の問題集を購入しました。
ぱらぱらとめくってみましたが、結構辛そうです。
やれるところまでやってみたいと思います。
また追って記事を書きたいと思います。