正しい家計簿


「林總, 2014, 正しい家計簿, WAVE出版」を読んだ。

書籍目次

  • はじめに
  • 第1章 家計管理の目的
  • 第2章 家計の実態を把握する
  • 第3章 予算を立てる
  • 第4章 管理不能支出を深く見直す
  • 第5章 管理の手順
  • 第6章 中・長期の家計管理
  • 第7章 おさらい〜価値と幸福とお金の関係
  • 付録 「正しい家計管理」体験記

本書の通りに実践すれば、ざっくりだけど、しかし確実に資産が貯まる仕組みができあがると思う。

「はじめに」にはこう書かれている。

 本書「正しい家計管理」は、次の2点において巷の家計管理本とは一線を画しています。
ひとつは「節約ではなく、価値あるものにお金を使う」という考え方を土台にしているところです。(中略)
もうひとつは、「削るのではなく、価値をゼロから作り上げる」という点です。

本書で詳しく説明されているのだが、節約で頑張れるところは可変な費目であり、どう頑張っても節約で固定の費目は削ることはできない(むしろ節約というよりもばっさり止めることが求められる)。ある意味で「節約」を頑張らずに価値あるものにお金を使うために(場合によっては)節約も厭わないという考え方をすれば良い。

また、第1章にこう書いているのだが、

家計管理の目的を預金とする人も多いようですが、預金は目的ではなく義務です。

収入からまず貯蓄する分を引いた額を支出に当てるという基本的な考え方は前から知っていたが、「義務」と言い切っているところがすごいなと思った。

家計も会社と同じ経営であるという点は日頃から思っていることを書いていたので納得の内容だと思う。企業ではPDCAといった計画、実行、評価、改善というサイクルが求められる。それと同様に、予算を立てて実績を計測し、差異を確認して次に活かすという当たり前といえば当たり前のことをやるため手引きが書かれている。実績の計測はMoneyForwardでほぼ自動化できているのだが、予算をどうやって立てるか、というところのツメがまだ甘いので今年は予算を立てて家計を経営していきたい。

個人としてはクレジットカードや(モバイル)Suicaなどを活用してポイントをマイルに換えて飛行機に乗っているので全てをそのまま使うことはできないのだが、家計簿というかこれまでお金の管理をしておらず、何も拠り所になるものがない場合は本書を読んで実践すると良いと思う。

投資に関してはほぼ何も書いてないのでまた別の書籍などを参考にする必要がある。